ロケデロスムチャーチョス天文台
よみ方
ろけでろすむちゃーちょすてんもんだい
英 語
Roque de los Muchachos Observatory
説 明
スペインのカナリー諸島のラパルマ島、標高約2400 mのカルデラ火山の山頂にある天文台。カナリー天体物理学研究所が所有し運用する。正式名称はスペイン語だが、ラパルマ天文台と通称されることもある。スペイン、イギリスなど欧州4か国の共同事業として建設されたが、2010年時点で参加国は11か国となっている。発端は1979年のグリニッジ王立天文台のアイザックニュートン望遠鏡(口径2.5 m)の移設であるが、天文台としての開所式は1985年に行われた。イギリスのウィリアムハーシェル望遠鏡(4.2 m)、北欧諸国のノルディック望遠鏡(2.6 m)、イタリアのガリレオ国立望遠鏡(3.6 m)、スウェーデンとオランダの太陽望遠鏡などがあり、2009年にはスペイン、メキシコ、アメリカ(フロリダ大学)が共同で建設したカナリー大型望遠鏡(10.4 m)が完成した。また、山頂から少し下ったところに、ガンマ線望遠鏡MAGICがある。
ホームページ: http://www.iac.es/eno.php?op1=2&lang=en
2018年07月03日更新
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