ブレーン
よみ方
ぶれーん
英 語
brane
説 明
超弦理論において、開弦の端を固定する(ディリクレ境界条件)対象として、ディリクレブレーン(Dブレーン)というものが考えられた。これは、広がりを持った物理的対象であり、膜(membrane)を他の次元にも拡張したものである。宇宙論におけるブレーンとは、より一般的に高次元理論を考えたときに、われわれの暮らす4次元世界が特定の余剰次元座標に位置する膜のような存在であるとする考え方のこと。重力以外の相互作用はブレーン上にしか伝播しないと考えるとこのような立場が可能になる。
2018年03月12日更新
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