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像回転機構

 

よみ方

ぞうかいてんきこう

英 語

image rotator

説 明

経緯台方式の望遠鏡は天体の日周運動を追尾中に焦点面に取り付けた装置から見ると視野が回転してしまうため、装置をその回転に合わせて回すか天体像を回して観測装置上で天体(視野)が静止した画像となるようにする必要がある。像を回転させる装置を像回転機構あるいは像回転補償機構と呼ぶ。通常は3枚の平面鏡からなる光学系でこのユニットを像回転の半分の角速度で回転することにより、天体像を観測装置上で静止させることができる。ちなみに装置を回すものは、装置回転機構と呼ばれる。

2018年09月05日更新

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    * 像回転機構の構造
    吉田道利「地上望遠鏡」、シリーズ現代の天文学第15巻、家・岩室・舞原・水本・吉田編『宇宙の観測I』第2版 5.1節 図5.11(日本評論社)