セーガン
よみ方
せーがん
英 語
Sagan, Carl Edward
説 明
カール・セーガン(Carl Edward Sagan;1934–96)は、アメリカの天文学者、惑星科学者。ニューヨークに生まれ、1951年シカゴ大学入学、同大で1960年に天文学で学位を取得した。その後、カリフォルニア大学、スミソニアン天体物理観測所、ハーバード大学を経て、1971年にコーネル大学の教授に就任する。学問的業績は、金星が温室効果による高温高圧の大気を持つこと、土星の衛星タイタンと木星の衛星エウロパに有機物質の液体の海があることを予見したこと、火星の砂嵐、核戦争による「核の冬」、人間が居住できるように他惑星の環境を変化させる「テラフォーミング」の提唱など、惑星科学の多くの分野にわたる。地球外知的生命体探査(SETI)の強力な擁護者で、NASAの惑星探査計画でも指導的役割を果した。また、啓発的なテレビ番組『コスモス』(1980年)を監修したり、多くの著書(『エデンの恐竜』『コンタクト』『惑星へ』など)があることでも知られる。
2024年03月01日更新
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