生存可能指標
よみ方
せいぞんかのうしひょう
英 語
signature of habitability
説 明
太陽系外惑星を含む惑星の観測から得られる、惑星大気の組成や表面温度などの情報のうち、液体の水が安定に存在していること、もしくは有機物が生成される可能性のある環境であること、を示すものを指す。具体的には、大気中の水、酸素、オゾン、メタン、二酸化炭素や、赤外放射から得られる表面温度などである。生命の存在を示す証拠としてのバイオシグナチャーの意味で使われることもある。また、微生物生存可能指数(standard microbial habitability index)という、微小生命体の生息に適しているかどうか、0から1の尺度で天体を評価するものも提唱されている。
2020年08月11日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。