狭輝線領域
よみ方
きょうきせんりょういき
英 語
narrow-line region
説 明
活動銀河核のスペクトルに見られる幅の狭い(数百km-1)許容線の源となっている領域のことで、降着円盤からの紫外線によって電離されたガスでできていると考えられている。領域の大きさは100パーセク(100 pc=326光年)程度とかなり大きく、ガスの温度は約1万 K、数密度は 102 cm-3 から 104 cm-3 程度である。スペクトルに幅の狭い許容線だけが見られる活動銀河核は2型AGNと呼ばれている。広輝線領域、活動銀河核統一モデルも参照。
2023年04月18日更新
この用語の改善に向けてご意見をお寄せください。
受信確認メール以外、個別のお返事は原則いたしませんのでご了解ください。