天文学辞典 | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

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2018年12月22日 理論

陽子

正の電荷の単位となる粒子で中性子とともに原子核の構成要素。陽子と中性子を合わせて核子ということがある。質量は中性子より僅かに軽い約 kg。陽子と中性子は電荷の違い以外は、その性質がよく似ているので核子という一つの粒子の別 […]

2017年08月26日 観測天文学

4000Åブレイク

星や銀河のスペクトルに見られる、4000Å付近を境に長波長側から短波長側への急激なスペクトルの落ち込み(ブレイク)のことをいう。主に銀河のスペクトル(多数の星のスペクトルが合成されたもの)に対して用いる。HK線と呼ばれる […]

2017年08月26日 銀河・銀河団

1/4乗則

ドゥ・ボークルール則を参照。

2017年08月26日 観測技術

読み出し雑音

積分型の検出器システムに固有の雑音(ノイズ)。積分型の検出器では、光子によって生成された電荷をコンデンサに蓄積し、その 蓄積前後の電圧変化を測定するが、電圧を読み出す際に検出器や電子回路に由来する電気的な雑音が避けられな […]

2017年08月26日 観測技術

弱い重力レンズ効果

遠くの銀河から発せられた光が、途中で手前の銀河や銀河団のような強い重力場を通過するときに光路を曲げられ、銀河の形がゆがんだり増光したりして観測される現象を重力レンズという。そのうち、ゆがみや増光の程度が比較的小さなものを […]

2017年08月26日 観測技術

横収差

収差を参照。

2017年08月26日 観測技術

横倍率

光学系によって物体の像を結ばせるとき、物体の高さYと像の高さY’との比(=Y’/Y)。単に倍率といった場合には横倍率を指す。これに対して、 光軸方向に物体を微小量移動させたときに、光軸方向の像の位置(焦点位置)の移動量( […]

2017年08月26日 理論

弱い力

自然界に知られる四つの力(相互作用)の一つ。電磁気力に比べて「弱い」ことからその名を冠する。弱い相互作用ともいう。弱い力に起因する典型的な現象として、原子核のベータ崩壊が挙げられる。物質を構成する既知のすべての素粒子の間 […]

2017年08月26日 理論

陽子崩壊

強い相互作用と電弱相互作用を統一する試みである大統一理論では、バリオン数を持ったクォークとレプトンが同じ多重項に配置されるため、バリオン数やレプトン数を保存しない反応が、大統一理論特有のゲージ粒子やヒッグス粒子によって起 […]

2017年08月26日 理論

陽電子

電子の反粒子のこと。電子と同じ質量を持ち、同じ量で逆符号の電荷、つまり陽子と同じ電荷を持つ。と表される。電子と衝突すると2個の光子に対消滅する。反物質も参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ようこう衛星

太陽フレアの発生機構を解明することを目的として、宇宙科学研究所(ISAS)によって開発された太陽観測衛星。第14号科学衛星でコードネームはSOLAR-A。 1991年8月30日に鹿児島宇宙空間観測所(現在の内之浦宇宙空間 […]

2017年08月26日 観測技術

ヨーク式架台

赤道儀の一種。イギリス式架台のように北と南の2つのピアで極軸を支えるが、極軸は箱型ドーナツ状をなしており、これをヨークと呼ぶ。そのヨークの間に赤緯軸をわたして望遠鏡筒を支える。2つのピアと頑丈なヨークで支持するため、大型 […]

2017年08月26日 観測技術

ヨードセル

視線速度の精密観測に使われる、ヨウ素を用いるガス吸収フィルター。天体のスペクトルに見られる輝線や吸収線の波長が実験室での波長とどれだけずれているかを精確に測定する方法の一つとして、ガス吸収フィルターを用いる方法がある。こ […]

2017年08月26日 太陽系

4大衛星(木星の)

ガリレオ衛星を参照。

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ヨーロッパ宇宙機関

欧州宇宙機関ともいう。通称はESA(イーサ)。1975年に、ヨーロッパの10か国が共同で設立した宇宙開発と宇宙科学研究を行う機関である。2017年時点での参加国は22か国。1979年に人工衛星打ち上げ用のアリアンロケット […]

2017年08月26日 装置・施設・データベース

ヨーロッパ南天天文台

南天の観測を目指して1962年に欧州の5か国で発足した国際天文台。通称はESO(イーソー)。2011年時点では仏、独、伊、英、オランダ、ベルギー、スウェーデン、デンマーク、スイス、オーストリア、チェコ、フィンランド、ポル […]

2017年08月26日 理論

弱い相互作用

弱い力を参照。

2017年08月26日 太陽

Ⅳ型バースト

電波バースト(太陽の)を参照。

2017年08月26日 理論

余剰次元

私たちが暮らす宇宙は時間方向1つ、空間次元3つの4次元時空でできている。しかし、相互作用の統一理論の立場からは3を超える空間次元を考え、4つめ以降の空間次元は小さすぎるか、あるいは遮蔽されていることによって観測にはかから […]

2017年08月26日 理論

四つの力

素粒子(基本粒子)はクォークとレプトンからなる。素粒子間に働く相互作用には強い力、弱い力、電磁気力および重力の4種類があり、これを四つの力という。 それぞれ、8種のグルーオン、3種のウィークボソン(重いボース粒子)、光子 […]

関連画像

*重力以外の3つの力を媒介するゲージボソンとWボソンとZボソンに質量を与えるヒッグス粒子。この表の作成時にはヒッグス粒子は見つかっていなかったが、2012年に欧州原子核研究機構(CERN)は質量126 GeVの新たな粒子を発見したと報じた。現在ではこれが電弱力を電磁気力と弱い力に分けるヒッグス粒子であると考えられている。
二間瀬敏史「宇宙の物質史」、シリーズ現代の天文学第2巻、佐藤・二間瀬編『宇宙論I』第2版 1.3節 表1.2(日本評論社)
*力の進化図。現在の宇宙に存在する四つの力は、元々一つの力であったものが、宇宙の
温度が下がる過程で別々にわかれたものと考えられている。
佐藤勝彦「宇宙の誕生とその歴史」、シリーズ現代の天文学第1巻、岡村・池内・海部・佐藤・永原編『人類の住む宇宙』第2版 2.1節 図2.5(日本評論社)