天文学辞典 | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

New

2018年02月21日 恒星

熱幅

ガスが発する輝線の幅のうち、ガスを構成する原子や分子が熱運動することで生じるもの。同種の気体の場合はガスの温度に関係し、高温ほど幅が広い。熱運動によるドップラー効果が原因で、これによる輝線輪郭の形状はガウス分布(正規分布 […]

2018年02月20日 装置・施設・データベース

NED

カリフォルニア工科大学のジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory)がアメリカ航空宇宙局(NASA)の協力のもとに運用している、天の川銀河(銀河系)外の天体(銀河、銀河団、活動銀河核など)に関 […]

2017年08月26日 観測天文学

NEP

1. 雑音等価電力(Noise Equivalent Power)参照。 2. 北黄極(North Ecliptic Pole)のこと。黄道座標系を参照。

2017年08月26日 原子・分子過程

熱電離

電離を参照。

2017年08月26日 観測技術

熱雑音

物質内で電子が熱運動することに起因する雑音のこと。発見者にちなんでナイキストの熱雑音やジョンソン雑音と呼ばれることもある。回路がもつ時定数の逆数より十分低い周波数では、温度の抵抗が発生する熱雑音の単位周波数あたりの電力は […]

2017年08月26日 観測天文学

熱制動放射

荷電粒子が減速を受けることで電磁波を放射するメカニズムを制動放射という。そのうち熱平衡にある電子プラズマからの制動放射を熱制動放射という。自由-自由放射と呼ばれることもある。プラズマの温度を、放射の振動数を、プランク定数 […]

2017年08月26日 観測天文学

熱的プラズマ

電子の速度分布がボルツマン分布に従い、温度で特徴づけられるプラズマ。これに対して、非熱的なプラズマは、べき乗で近似できるエネルギー分布をもつ。電子の速度分布がボルツマン分布をしていない場合も、エネルギーとともに指数関数的 […]

2017年08月26日 観測技術

熱電子

並進運動に関して熱平衡状態にあり、ボルツマン分布に従ったエネルギー分布関数をもつ電子。これと対比されるのが非熱的電子。厳密な熱平衡にない場合でも、高エネルギーでエネルギー分布関数が指数関数的に減少する場合、熱電子とみなさ […]

2017年08月26日 観測天文学

年周運動

地球が太陽の周りを公転することによって起きる1年を周期とする天体の見かけの動き。一般には、太陽が星座の中を黄道に沿って1年で天球上を西から東へ1周すること(太陽の年周運動)、およびそれを反映して、真夜中に南中する星座が東 […]

2017年08月26日 観測天文学

年周光行差

地球の公転による光行差。年周光行差は20.5"程度である。

2017年08月26日 観測天文学

年周視差

視差のうち、地球の公転運動のために、天球上の天体の位置が変化して見える現象とその大きさのこと。三角視差と呼ばれることもある。具体的には、1年間に恒星は天球上で視差楕円と呼ばれる楕円の上を運動するように見える。黄緯が付近の […]

2017年08月26日 理論

熱平衡

相互にエネルギーをやりとりができる2つの熱力学的な系に対し、時間が経ってもそれぞれの熱力学状態が変化しない状況をいう。熱平衡状態や熱力学的平衡と呼ぶこともある。熱平衡にある系を特徴付ける熱力学変数が温度である。古典近似の […]

2017年08月26日 観測天文学

熱放射

物体が熱エネルギーを電磁波として放出する放射。熱的放射ともいう。物質中の原子、電子、イオンなどの熱運動に起因する。黒体放射が代表的なものであるが、その他に熱制動放射(自由-自由放射ともいう)がある。

2017年08月26日 理論

熱力学的平衡

熱力学では、系を巨視的に特徴づける量(温度、圧力などの示強変数や体積、物質量などの示量変数に大別される)の振る舞いが扱われる。熱力学的平衡とは、これら熱力学で扱われる量すべてが時間変化せず平衡状態にあることである。熱平衡 […]

2017年08月26日 理論

熱核反応率

核反応の進行速度を、プラズマの密度と温度により表した関数。2つの原子核の衝突による反応の場合、体積あたりの反応率は の形にまとめられる。ここでとは反応する原子核の数密度である。温度 の関数である は、原子核の相対運動のエ […]

2017年08月26日 理論

熱核融合反応

高温で起きる核融合反応。天文学では一般に星の中心核や、高エネルギー天体現象に伴う高温で起きる核融合反応を指す。

関連画像