天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

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2021年09月11日 人名

小柴昌俊

日本の物理学者(1926-2020)。1955年ロチェスター大学PhD。1962年東京大学助教授。1967年東京大学理学博士。1970年同教授。1974年に高エネルギー物理学実験施設を設立。陽子崩壊の検出を目指して198 […]

2021年09月10日 人名

古在由秀

日本の天文学者(1928-2018)。1952年に東京大学東京天文台助手に着任。1958年東京大学理学博士。同年から1963年までスミソニアン天体物理観測所・ハーバード大学天文台客員研究員として滞米。帰国後東京天文台助教 […]

2020年08月09日 高エネルギー現象

パルサー連星

その片方がパルサー(中性子星)である連星。双方ともパルサーである二重パルサー連星も含むほか、片方がパルサーであって、もう一方がブラックホール、白色矮星、中性子星、あるいは通常の恒星である連星を含む、幅広い連星系に対して用 […]

2020年08月09日 高エネルギー現象

二重パルサー連星

連星を構成する天体が両方ともパルサー(中性子星)として検出されている連星系。現在 J0737-3039ただ一つの連星のみである。先に発見されたパルサー PSR J0737-3039A の自転周期は0.023秒, 後から発 […]

2019年09月19日 観測技術

周波数コム

極短時間(数10フェムト秒程度)のパルス列からなるレーザー光源。スペクトルは一定の間隔で並んだ多数の輝線(モード)からなっていて、その様子が櫛(comb:コム)の歯に見えることからこの名前がついた。光コム、光周波数コムな […]


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関連画像

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光周波数コムの時間波形とスペクトル(概念図)
産業技術総合研究所 計量標準総合センター 光周波数計測研究グループ
https://unit.aist.go.jp/ripm/ofmes-g/research.html より転載(ラベルを若干変更)
モード同期レーザーのイメージ図
久我隆弘著『“測る”を究めろ!』(丸善出版)の図12.3の一部を転載。上の図のfrep
はこの図ではfcと表されている。
すばる望遠鏡による太陽系外惑星探索用のIRD(InfraRed Doppler)と呼ばれる観測装置の模式図。天体の光と周波数コムの光を同じ経路を通して分光器に入れる。
https://abc-nins.jp/press/20180702/20180702_IRD_main.html
すばる望遠鏡のIRD(InfraRed Doppler)実際に撮像したスペクトル画像。縞々に見える直線が星のスペクトル。中心部分を拡大して見える星のスペクトルの横にある点線のようなものが光周波数コムのスペクトル。星のスペクトルの直線の中で時々途切れているように見えるのは星自体の吸収線である。
https://abc-nins.jp/press/20180702/20180702_IRD_main.html
天文コムと望遠鏡のカップリング例
田村元秀著『太陽系外惑星』新天文学ライブラリー1巻(日本評論社)の図6.5を転載